先行一車/友川カズキ

2018.9.11. ON SALE

友川カズキさんの中期ベスト盤のボーナスCDに参加させていただきました。

先行一車先行一車

(ウェブサイトより) 詩人、歌手、画家、俳優、競輪愛好家、宴会師……。
 いくつもの「顔」を持つ、異形のヴェテラン・シンガー・ソングライター=友川カズキが、P.S.F. RECORDSに残した傑作群からセレクトした20年ぶりとなるベストアルバム『先行一車』を満を持してリリースする。
 40余年をかぞえる友川のキャリアにおいて、まさに起承転々、変幻自在の「表現」活動が縦横に展開された90年代~00年代。異才ぞろいのバックミュージシャンたちとともに、数々の名作・問題作をコンスタントに発表し続けてきた【中期】友川カズキの真髄を2枚組全39曲にコンパイルしたファン待望のベストアルバムの登場である。
 80年代後半からの沈黙を破り、歌手友川の再生を告げた名曲「武装に足る言葉などないのだ」(93年)。友川自身の最大の関心事であり続ける競輪場のドラマを綴った異色作「夢のラップもういっちょう」(96年)。ちあきなおみに提供した「祭りの花を買いに行く」(94年)「夜へ急ぐ人」(96年)のセルフカバー。三池崇史監督のカルト映画『IZO』主題歌であり、今や友川の代表曲のひとつとして世界的に認知されるに至った「ピストル」(03年)。あさま山荘事件に題材を求めた「青い水 赤い水」(08年)。友川が敬愛する東西の画家たちをその歌詞世界に召還した人気曲「一人ぼっちは絵描きになる」(10年)。そして表題曲でもある、齢60の絶唱「先行一車」(10年)。
 P.S.F. RECORDS代表の生悦住英夫氏の急逝によるレーベル閉鎖に伴い入手困難となっているアルバムも多いなか、90年代~00年代の代表曲を網羅した今作は、新旧の友川ファンにとって新たなマスターピースになるだろう。あまりに凄絶で、あまりに独特。どう転んでも一筋縄ではいかない、オリジナリティーのカタマリそのものというべき多彩な楽曲群を全身で堪能していただきたい。

※下記サイトでご購入いただけます。
友川カズキ公式ウェブサイト:http://kazukitomokawa.com/j/archives/5372